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AQグループ、施工効率化センターを開設

2024年12月19日 (木)

拠点・施設AQURA HOME(アキュラホーム)などのブランドで住宅建設を手掛けるAQ Group(さいたま市西区)は18日、埼玉県上尾市の木造建築技術研究所に「施工効率化センター」を開設したと発表した。建築現場での物流や施工の効率化などの研究、実証実験などを行う。

▲施工効率化センター外観(出所:AQ Group)

12月から本格稼働した施工効率化センターは平屋建て、床面積704平方メートル、純木造軸組工法で建設された。建物基礎や外壁、屋根まで住宅用一般流通材を使用したことで、安価な坪単価28万2000円を実現。安価で建築可能な普及型中大規模木造のプロトタイプにもなっている。

センターでは「包装」「輸送」「倉庫保管」「荷役」「流通加工」「情報管理」「SDGs」の7つの研究を手掛け、具体的には「再利用可能な梱包材の開発」や「トラック以外の輸送方法研究」、「簡易ボックスのレンタル利用による費用対効果の検証」などに取り組む。特に梱包の簡素化や減量化では、資源ゴミを削減できるだけでなく、建築現場で梱包を剥がしたり捨てたりする作業の省略につながるため、生産性の向上も見込める。

また、建築物流と建築現場の施工における効率化・生産性向上は、木造建築の普及にもつながるとし、同社では「センターは木造建築が全国に普及するために重要な役割を担う」と意気込んでいる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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