キャセイ、若年層育成プログラムを刷新

産業・一般キャセイパシフィック（香港）は、若年層育成プログラム「I Can Fly」を新たな形式で開始したと発表した。2025年を通じて「教育」「発見」「探求」をテーマに、航空業界に関心を持つ10歳から18歳までの2千人の若者を対象に活動を展開する。初回として、香港政府の「Strive and Rise」プログラムや地域団体の協力の下、「Aviation Explorer Days」を2日間開催し、貧困家庭出身の生徒870人が航空業界を体験した。

（出所：キャセイパシフィック）

Explorer Daysでは、キャセイシティやキャセイダイニング、キャセイカーゴターミナル、キャセイアカデミーなどの空港関連施設を巡るツアーや、航空業界の歴史や職業に関する講義が行われた。物流分野では、参加者がキャセイカーゴターミナルを訪問し、貨物の取り扱いや現場の仕事内容について学ぶ機会が設けられた。キャセイ社員70人がボランティアとして運営を支援した。

このプログラムでは、5か月の航空研修「I Can Fly Youth Academy」や年末に実施予定の「I Can Fly Discovery Flight」が予定されており、多角的に航空業界への理解を深める。03年に開始された「I Can Fly」はこれまでに4400人以上が卒業し、その一部は航空業界でのキャリアを築いている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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