調査・データONE-VALUE(ワンバリュー、東京都江東区)は11日、「ベトナム北部における倉庫市場の有望性に関するレポート」の販売を開始すると発表した。物流・製造業の集積が進むベトナム北部を対象に、倉庫需要やインフラ整備状況、土地賃貸価格の動向などを網羅した内容となっている。
レポートでは、同国北部地域がチャイナプラスワン戦略の受け皿として注目されている背景に触れつつ、高速道路網の整備状況や賃貸料の低廉さ、労働コストの抑制効果などが倉庫開発の追い風となっている点を詳述。とくに物流企業やフォワーダーが倉庫需要の50%を占め、エレクトロニクス製品を中心とした高付加価値品の保管ニーズが拡大している現状を示している。
ベトナム北部ではハノイ市やハイフォン市などを中心に工業用地の不足と価格高騰が課題となっており、市場は細分化が進み価格競争が激化。冷蔵倉庫の需要が限定的である点も指摘されている。ONE-VALUEはレポートに加え、現地コンサルタントによるスポット相談やワークショップも提供しており、日本企業のベトナム物流戦略構築を支援している。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com